包装紙や紙袋などの紙ものが個人的に好きで、素敵だなと思ったものは取っておいて、また誰かへの贈り物を包んだりしているのですが、今回ブランドを立ち上げるにあたって梱包材や、包装紙にはすごく頭を悩ませました。
どうせ捨てるもののためにビニールを使用したり過剰な包装などはしたくない。でも発送時に雨などのトラブルで商品が濡れてしまうのは避けたい。
何かいいものはないのかと、クッキングシートで包んでみたり、ワンプ紙(コピー用紙などが束で包まれているクラフト紙。内側が撥水加工されていて、湿気などに強い丈夫な包装紙)を近所の印刷工場からもらってきて再利用するのはどうかと試作したりしてみましたが、しっくりこないなと試行錯誤しているところにグラシン紙を知りました。
グラシン紙とは食品包装や衣料品包装などに使用される紙の一種です。
薄く、さらさらと滑りの良い質感をしていて、すりガラスのように光を透かして見ることができます。上質紙などの紙に比べ、耐油性・耐水性・強度に優れていて、パンやサンドイッチの包み紙に使われています。
それにデザインが載せられる素材であることがわかり、新潟県五泉市にある印刷工場にposennオリジナルのデザインを伝え、印刷していただきました。
お送りする際の包装紙も、商品の一部として楽しんでいただけると嬉しいです。